Puki

ドイツの暮らし

エルベ川沿いでザクセンワインを楽しむ

ほとんど予備知識なく敢行したエルベ川沿い自転車ツアーの中で、思いがけず発見した楽しみがマイセン周辺のエルベ川沿いに広がるワイン畑と、地元ワインを提供する数々の場所だった。

ザクセンワインのことは以前から耳にしていたけれど、まさにマイセン近くのエルベ川沿いからワイン畑が広がっているとは知らなかった。

マイセンに一日かけて自転車をこいで到着した日、疲れ切った足を引きずりながら旧市街に向かうと、ワインの樽の形をしたスタンドで地元のワイン農家のワインが販売されていた。

さっそく一杯いただき、旅の疲れを癒した。

マイセンから見渡すエルベ川

帰り道にもお昼に一杯ワインをいただく。

自転車道は川沿いの標高が低い場所なので、ワイン農家が直提供するレストランはそれほど多くなかったけど、それでも十分に雰囲気を楽しめた。

また近いうちに、今度はワイナリー巡りを中心にこの地方を訪れたいと心に決めた。

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エルベ川沿いを自転車で80km走って、陶器の都マイセンへ

ドイツの好きなところの一つは、自転車道が充実していることだ。 自動車の往来を気にすることなく、マイペースに自転車で走れるのはとてもありがたい。

チェコからドイツ北西部の北海まで延びるエルベ川沿いを走るエルベ自転車道(Elberadweg)は、全長1300kmという超長距離の自転車道なのだけど、今回はその一部を走って、以前から気になっていたマイセンまで旅することにした。

まずはライプツィヒ(Leipzig)からトーガウ(Torgau)まで、近郊列車に自転車を乗せて出発。50分ほどでトーガウに到着。

自転車は大体の近郊列車に乗せられるようになっている。 幸い、土曜日の朝にも関わらず電車はガラガラで、ストレスなく自転車を持ち込めた。

さてさて、今回のルートは、まずトーガウからリサ(Riesa)まで50km、リサからマイセンまで30kmで合計80km。

エルベ自転車道というだけあって、常にエルベ川を見渡しながら走れるのかと思ったらそうでもなくて、特に前半のトーガウからリサまでは、結構迂回しながらのルートだった。

いくつもの村を通り抜けて、中規模都市のリサに到着。 そこからマイセンまでが、いよいよエルベ自転車道のハイライトという感じで、雄大な川を眺めながら気持ちよく走ることができた。

7月初旬。ひまわり畑が満開だった。

久々に長距離を走ったので、後半はかなりスピードも落ち、のろのろとマイペースにこぎながら、ようやく夕方に目的地のマイセンに到着。

ホテルで少し休憩した後、旧市街へと繰り出して、地元のワインをいただいた。

赤い宝石、ヨハニスベーレのケーキ

ベリーの季節は続く。

Pinくんの実家の庭で大量に摘んできたヨハニスベーレことスグリを使ってケーキを作った。

作ったといっても、私はベリーの実を細い枝から剥がして、ケーキの土台の上にのせる作業だけを手伝った。

ケーキの上に敷き詰められたヨハネスベーレはキラキラしてて、小さな宝石のようだ。

1時間ほど焼いて出来上がり。

ヨーグルトを入れてさっぱり焼き上げた。ヘーゼルナッツ粉の香りもよくきいている。

なにより、ヨハネスベーレが甘酸っぱくて、とても美味しかった。

同僚から手作りの卵をもらう

久々にオフィスに出社したところ、普段はオンラインでしか会わない他部署の同僚に会った。 雑談のあと、彼女から「そういえば、あなた、卵いる!?」と聞かれる。 「卵、大好きだよ。欲しいなあ」というと、大きな袋から卵パックが出てきた。

どうやら、彼女は友人とベルリン郊外の家に住んでいて、そこで鶏を飼っているらしく、卵もよく友人や同僚に配っているそうだ。

そういうことならぜひ私も卵を食べてみたい、と言い、あとでPayPalで卵代を送ることも約束した。

ドイツでは、スーパーでもオーガニックかどうか、とか鶏の育て方別に卵の種類が細かく分類されていて、鶏の健康を憂うPinくんの影響もあって、私たちはいつもオーガニックな卵を選ぶようにしている。大体、一番安価な卵よりも2倍ぐらいの値段はする。

Pinくんの実家でも4羽の鶏を飼っていて、彼女たちが産んでくれる卵は黄身が大きくて甘くてとても美味しい。健康的な環境で育っているからだと思う。

そんなこともあって、健康な環境で育つ鶏、そして飼い主のことは応援したいと思っている。

卵はまだ食べていないけど、きっと美味しいに違いない。

さくらんぼ摘みとジャムづくり

さくらんぼも旬の季節になりました。

今年から近所で借り始めたクラインガルテンに元々あった桜の木にもさくらんぼの実がつき、徐々に明るい赤色に染まってきました。

仕事の後に行って、さくらんぼを摘みました。

Pinくんによると、さくらんぼはすぐに傷むから、摘んだらできるだけ早くジャムにした方がよいとのことで、家に帰ってから、さくらんぼを洗って、種ぬきをして、ジャム用の砂糖と一緒に煮込んでジャムを作りました。

庭仕事は忙しいけど、身体も気持ちもリフレッシュできて楽しいです。

ベリーベリーなドイツの夏が始まった

ベリーベリーなドイツの夏が始まった。

久々にパートナーのPinくんの実家を訪れると、庭中のベリーが実をつけていた。

まずは、ガラス玉のように鮮やかな色で輝くヨハニスベーレン(Johannisbeeren)。

Johannisbeeren スグリ

緑色のヨハニスベーレンもある。夏の太陽の日差しが反射してとってもきれいだ。

Johannisbeeren 緑のスグリ

こちらのブラックベリーはまだもう少々完熟までに時間がかかりそう。

Brombeeren ブラックベリー

そして、いちごもたくさん実をつけていた。

Erdbeeren いちご

家で作ってきたスポンジケーキに、とれたてのいちごとベリー、生クリームをはさんでケーキをつくって、庭でみんなでいただいた。

初夏の恵みを堪能できるこの季節が大好きだ。