エルベ川沿いを自転車で80km走って、陶器の都マイセンへ
ドイツの好きなところの一つは、自転車道が充実していることだ。 自動車の往来を気にすることなく、マイペースに自転車で走れるのはとてもありがたい。
チェコからドイツ北西部の北海まで延びるエルベ川沿いを走るエルベ自転車道(Elberadweg)は、全長1300kmという超長距離の自転車道なのだけど、今回はその一部を走って、以前から気になっていたマイセンまで旅することにした。
まずはライプツィヒ(Leipzig)からトーガウ(Torgau)まで、近郊列車に自転車を乗せて出発。50分ほどでトーガウに到着。
自転車は大体の近郊列車に乗せられるようになっている。 幸い、土曜日の朝にも関わらず電車はガラガラで、ストレスなく自転車を持ち込めた。
さてさて、今回のルートは、まずトーガウからリサ(Riesa)まで50km、リサからマイセンまで30kmで合計80km。
エルベ自転車道というだけあって、常にエルベ川を見渡しながら走れるのかと思ったらそうでもなくて、特に前半のトーガウからリサまでは、結構迂回しながらのルートだった。
いくつもの村を通り抜けて、中規模都市のリサに到着。 そこからマイセンまでが、いよいよエルベ自転車道のハイライトという感じで、雄大な川を眺めながら気持ちよく走ることができた。
7月初旬。ひまわり畑が満開だった。
久々に長距離を走ったので、後半はかなりスピードも落ち、のろのろとマイペースにこぎながら、ようやく夕方に目的地のマイセンに到着。
ホテルで少し休憩した後、旧市街へと繰り出して、地元のワインをいただいた。